糖尿病といえば生活習慣病の代表的なものです。なってしまうと食事制限や運動が必要な、生活のすべてを変えなければならない病気と考えがちで、健康診断などで血糖の値が異常でも放置してしまう人もいます。
しかしこれはまちがいで、適切な処置を施すと無理なくおつきあいのできる病気です。食事制限も思ったよりも多くの量を食べることができ、運動も食後の30分程度のウオーキングが病気の改善につながります。
症状による個人差はありますが、初期の段階ではそれほど生活すべてを変える必要はなく、食べ物の量と質に気を付けて、生活の運動を取り入れるだけです。健康診断で異常が見つかれば、怖がらずに早期に医療機関に相談することが、症状の悪化を防ぎます。