日本国内の糖尿病患者の数は、推計を開始しはじめた当初から増加傾向がみられるようです。現代人の食生活のバランスの乱れ、多忙な日々のなかでの睡眠時間確保の困難さなどがこのような数値の要因ともされているようなのです。さらには高齢者人口の増加が数値に大きく反映されているなどとされていおります。糖尿病であると診断された人びとの他にも、糖尿病予備軍とされる人びとの存在もクローズアップされるようになりました。健康診断などで数値がギリギリ引っかからなかったという方は、ご自身の予備軍であるという認識がその境界線のセイフティーゾーンに居座るための条件となるのかもしれません。まずは糖尿病をこわがるのではなく、糖尿病の理解を深めるなかでその予防法をみつけてみましょう。